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2010年6月20日 (日)

アウトレイジ

Mo152983
会長のおすぎ的シネマレビュー

No.10041
 「アウトレイジ」

★★★★★★☆☆☆☆
(10点満点中6点)

北野映画は好き嫌いはっきりするけど、これもそーかなぁ。
単調なヤクザ映画になってしまいました

出てる役者は豪華なんだけど、人数多過ぎて感情移入出来ません。
これが任侠映画だともっと深みがあるんだろーけど、これは単に裏切りと下克上の繰り返し
それも淡々と行われるので、いまひとつ面白みが伝わらない。
それぞれ役者がいい味だしてるのに、掘り下げがないので稀薄なんだよね。
 なんかもったいない

啖呵切ってるとこは迫力もあるし良いんだけど、それだけ。
簡単に人殺しちゃうし人数も多いんで見た目と違って薄い内容
海外ウケが悪かったのも分かる気がする。

最後に生き残った人間構図を見ても、驚きもないし至って普通。
想像つく結末です

でもバイオレンス的にはさすがR-15+です
歯医者のシーンは結構引きます
銃以外の殺され方はさすがだなぁ〜って思えるデキです

もうちょい奥行き(深み)が欲しかったね

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