ヴィヨンの妻
会長のおすぎ的シネマレビュー
秋の夜長に文学作品を・・
「ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜」
★★★★★★★★★☆
(10点満点中9点)
いや、いいです
予想以上に良い作品ですな
魅入ってしまいました( ̄^ ̄)ゞ
最初は太宰治なんて「小難しい作品」かと思ってましたがこれがそれ程難しくもなく面白いです
しかしながら、何を置いても松たか子
いい女優なのは分かってますが、この作品の中の松たか子は絶品です
これで日本アカデミー賞獲れんかったら嘘でしょって感じ
他にも浅野忠信・広末涼子・妻夫木聡・堤真一と、ただならぬキャストです
広末は濡れ場もあるけど、松たか子は実際その場の画はないが、場面が変わった時に「あぁ、やっちまったな!」と分かる演技(表情)が素晴らしい
浅野忠信の酔っ払いぶりも愛すべきものがありますな
若干、この手の作品は敬遠しがちですが、騙されたと思って観に行くと思わず拾い物した感じになりますな
派手さはないが面白かった
まだまだ日本映画イケるねぇ
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