おと・な・り
会長のおすぎ的シネマレビュー
「おと・な・り」
★★★★★★★★☆☆
(10点満点中8点)
良かったです
一般ウケはしないのかとも思うけれど、30代以上のおとな向け作品
隣に住みながら最後まで顔を会わせずに展開するストーリーは金城武主演の香港映画「ターンレフト・ターンライト」と同じですが、コッチの方が断然にイイ
派手さはないけど、全体に淡い感じで”ほっこり”する内容。
「等身大ラブストーリー」って事ですが、出演者がそのまんま「素」の様で観ててほのぼのしますわ
こーゆー映画での麻生久美子はパーフェクトですな
岡田准一も谷村美月も文句ありません。
この手の映画は悪い人が出て来ないのがパターンなんだが、岡田義徳がいいアクセントになってるね。
(↑悪い人って訳ではないけれども)
でも、この部分の展開(小説がバレる辺り)に不自然さがあるのがマイナス
隣の部屋の音が主役な訳だが、雑音ひとつひとつが強調されてて、他の映画では消される様な音もちゃんと拾われてます。
若干、「そこまで音が筒抜けなの!?」って大袈裟な気がしないでもないけど、そこはつっこまないお約束か
鼻歌もいい伏線になってますな
エンドロールの会話だけってのがなんかおしゃれだわ
このタイトル「おと・な・り」は
「音・大人・お隣」って事なんだね
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コメント
本日鑑賞してきました。


個人的に岡田君、麻生さん共に好きな役者さん。期待通りでした
会話だけのエンドロールってのも良いですね
鼻唄も筒抜けのアパートってのは嫌〜んな感じですが
投稿: Rock | 2009年7月12日 (日) 22時52分