重力ピエロ
会長のおすぎ的シネマレビュー
「重力ピエロ」
★★★★★★★★☆☆
(10点満点中8点)
いつもの事ながら原作は未読です。
予想を裏切る「重い」テーマでした
が、しかし「レイプ」「放火」「殺人」と扱ってる割には見終わった後のこの清々しさは何なんでしょう?
この心地良さが伊坂幸太郎ワールドなのかもしれんね
個人的に1番好きな脚本家「相沢友子」が脚本ってのも影響してるのかな
「陽気なギャング〜」や「アヒルと鴨〜」を観てると全然こんな重い映画だとは想像もつかなかったんですが、「連続放火」「落書きと遺伝子配列」「夏子さん」など、パズル的な要素や笑えるエピソードなど満載でとても話の中心が「レイプ」だとは思えない作りです
でも「死」に対しては結構軽い扱いなんだなこれが。
この辺の扱いが内容の割に重々しさを感じないとこなんかもしれんね
しかしながら泣ける様な感動作ではないけれど、十分見応えはあるし満足感は味わえる映画だと思います
近年は邦画が面白いですが伊坂映画にハズレはないですなぁ
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コメント
突然のコメント失礼致します。
失礼ながら、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
http://sirube-note.com/scenario-writer/
もしよろしければ、こちらのページから相互リンク登録していただけましたら幸いです。
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今後ともよろしくお願い致します。
sFoCPcIJ
投稿: sirube | 2009年5月24日 (日) 01時24分